五十肩・四十肩とファシアの関係について
こんにちは、マッスル整体院です!
今回は「五十肩・四十肩」と、近年注目されている「ファシア(筋膜)」についてお話しします。
①五十肩・四十肩とは?
五十肩・四十肩とは、肩の痛みと可動域の制限が特徴的な症状です。
正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、40代以降に多く見られるため、このように呼ばれています。
腕を上げたり、後ろに回したりする動作がつらくなり、日常生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。
②ファシア(筋膜)とは?
ファシアとは、筋肉や骨、内臓などを包み込み、全身に張り巡らされている薄い膜のことです。筋膜は「第二の骨格」とも呼ばれ、体の動きや姿勢の維持に重要な役割を果たしています。
最近の研究では、このファシアのゆがみや癒着が、さまざまな痛みや不調の原因になることが分かってきました。
③五十肩・四十肩とファシアの関係
五十肩・四十肩の原因は、肩関節周囲の炎症や硬化とされていますが、実はファシアの癒着や滑走不全も大きく関わっています。
肩まわりの筋膜が硬くなったり、他の組織と癒着したりすると、筋肉や関節の動きが制限され、痛みや動きの悪さが生じます。
たとえば、普段の姿勢や動作のクセ、長時間のデスクワークなどで肩周囲のファシアが固まってしまうと、肩の可動域が狭くなり、炎症や痛みにつながることも。
④整体でできるアプローチ
当院では、ファシアを意識した施術を行っています。
具体的には、肩周囲の筋膜リリースや、関連する背中・胸・腕の筋膜のケアを通して、ファシアの滑走性を高め、可動域を回復させます。
また、ご自宅でできる簡単なセルフケアやストレッチもお伝えしています。
⑤まとめ
五十肩・四十肩でお悩みの方は、ファシア(筋膜)のケアも意識してみましょう。
痛みを我慢せず、早めにご相談いただくことで、改善も早くなります。
ご質問やご予約はお気軽にどうぞ!